ユートピア/乌托邦
須田景凪
すべて最低だと笑えたら
/如果能笑说“一切都糟透了”该多好
君に傷がつかぬように
/为了不让你受伤
この手を離せずにいた
/始终抓着你的手
痛みを知らない奴の言葉なんて
/不要听信不懂痛苦的人说的话
弱さを隠すから
/藏起软弱
孤独が募っていく
/所以倍感孤独
ユートピア/乌托邦
須田景凪
すべて最低だと笑えたら
/如果能笑说“一切都糟透了”该多好
君に傷がつかぬように
/为了不让你受伤
この手を離せずにいた
/始终抓着你的手
痛みを知らない奴の言葉なんて
/不要听信不懂痛苦的人说的话
弱さを隠すから
/藏起软弱
孤独が募っていく
/所以倍感孤独
MV:須田景凪「レド」MV
レド/Lead
須田景凪
宙に舞った 幸せなんて
/浮于半空的幸福
此処には今もない様だ
/仿佛至今都不存在于此
気付いたら色を増していく
/每当又添新色
その度に思い知った
/后知后觉才意识到
想に酔った 思い出なんて
/回忆里沉浸于自我思想
個々では意味もない様だ
/仿佛并非每个都有意义
ポリアンナ/盲目乐观
須田景凪
街に降る雨と鈍い灯り
/街上的雨与昏暗的光线
夜光虫はまた渦となる
/夜光虫又形成漩涡状
朱く錆びついた傘で二人
/两人在锈迹斑斑的伞下
満たしていたいのは 空っぽな心
/希望空洞的心 能被填满
触れない愛と日々の香り
/无法触及的爱与岁月的香气
その情景がまた日々となる
/这副情景又将沦为岁月
甘く溶けそうな言葉を吐く
パレイドリア/空想性错视
須田景凪
揺れるカーテンと有り触れた映画が心地好かったから
/摇曳的窗帘与俗套的电影让人心情愉悦
消えゆくままの群青を横目に映した
/所以眼角的余光倒映出飘散的蔚蓝
募る哀情と移り気な愛慕に身体を預けては
/悲情愈盛与见异思迁在体内共存
過ぎ行くだけの生活を幸せと呼んだ
/只因匆匆过去的生活亦称幸福
下らない理想で笑い合っていた
/互相笑过无趣的理想
この日々の終わりを見据えたくないもんな
/毕竟不想看清这岁月的尽头
無垢/无暇
須田景凪
眠気に身を任せる様に
/仿佛是任困意席卷
空白に懲りず恋をしているのでしょう
/不甘于空白期而选择恋爱
ただ ありのままを見つめていたいだけなのに
/只是 我多希望能注视着真实的你
重ねた声に思いを馳せる度
/每当交叠的声音带走我的思念
遠く離れる君の温もり
/都会想起你远去的温存
愛と呼べるほど無垢じゃないから
/感情的纯度还不够称之为爱
MV:シャルル/flower
self cover:シャルル/バルーン (self cover)
シャルル/Charles
曲・詞:バルーン
唄:flower
さよならはあなたから言った それなのに頬を濡らしてしまうの
/从你口中说出的再见 打湿脸颊的却也是你
そうやって昨日の事も 消してしまうなら もういいよ 笑って
/昨天的事也能如此般 一笔勾销就好了 笑一笑
花束を抱えて歩いた 意味もなく ただ街を見下ろした
/手捧花束走着 毫无意义 只是低头看路
こうやって理想の縁に 心を置き去っていく もういいか
/像这样把心丢到理想边缘 总行了吧
空っぽでいよう それでいつか 深い青で満たしたのなら
/维持空洞 这终将被深蓝色填满的话
猫被り/一猫障目
須田景凪
路地裏の猫が鳴く
/小巷中有猫在叫
生まれ変わるなら
/如果能重生
こんな風に呆れるほど
/真想如此心无旁骛地
気儘でいたいな
/随性活着
身の丈に合わない
/收获大于付出
幸せは恐ろしい
/此等幸福令人害怕
MV:パメラ/flower
self cover:パメラ/バルーン (self cover)
パメラ/Pamela
曲・詞:バルーン
唄:flower
パメラ/Pamela
長い夜は貴方の事ばかり考えて時を過ごす
/就让你填满我的思绪来度过漫漫长夜
近づいた夏の気配
/夏日氛围临近
茹だるその声で触れて欲しい
/希望听到暑气蒸腾声
眩暈がする
/感到晕眩
その仕草も言葉選びすら理解出来ず
MV:メーベル/flower
self cover:メーベル/バルーン(self cover)
メーベル/Mabel
曲・詞:バルーン
唄:flower
笑えないわ 「不幸になった」って どの口が言うのだろう
/笑不出来 “我沦落至不幸” 谁说得出口
もう何回 誤魔化している その指で遊んでる
/无数次 被你糊弄 被你玩弄于股掌
ふざけないで 被害者ぶったって 何も変わりはしないのに
/别开玩笑 装什么受害者 并不能改变现状
こうやって 夜は更けてく おやすみ
/就这样 夜渐深 晚安了
だから 相対になるのは夜が明けてから ほらね 今日は眠るのさ
/所以 要对质就等天亮后 对吧 现在就该睡觉
MV:須田景凪「veil」MV
veil/面纱
須田景凪
笑えない日々を辿ったって
/经历过艰苦的岁月
変わらない今を呪ったって
/诅咒过不变的当下
宙に舞った言葉じゃ
/仅靠这些空话
あなたを救えないのだろう
/根本无法将你救赎
届かないままの景色と
/与始终无法到达的景色
温まることない痛みと
/以及得不到抚慰的伤痛
MV:雨とペトラ/flower
雨とペトラ/Rain & Petora
曲・詞:バルーン
唄:flower
誰かが言った いつか空は灰になって落ちるって
/是谁说过 天空迟早会化为灰烬落下
妄想の世の中で 日々を喰らっている
/在妄想的世间 侵蚀着岁月
境界線を引いてしまうのも 共感覚のせいにして
/就把不自觉拉上的边界线 归结为联觉现象
街の灯の海で 居場所を探している
/在城市的灯火之海中 寻找着自己的归宿
何処へ行くにも この足は退屈に染まって動かない
/准备出发 却因乏味迈不出脚步
少しだけ先の景色が見たいだけなのにな
Audio:https://www.youtube.com/watch?v=GeJ8zmM81pM
鳥曇り/候鸟飞过的阴天(季语·晚春)
須田景凪
歌名解说:形容秋季飞来日本过冬的大雁等候鸟,在春季北归时的阴天,那时的云称之为鸟云。以及,鸟振翅的声音像风一样,那时的风即称之为鸟风。成群结队的鸟快速飞走后,天空就只剩下阴云不散。
ふらり 街の渦を泳いでは
/之所以漂游在城市的漩涡中
落ちる灯を逆さに映した
/是因为能倒映出落下的光线
いずれ 誰も居なくなって
/总有一天会空无一人
まるで烏有に帰す様に雲に混ざって
/隐入云间化为乌有
ゆらり 風を浴びて踊るだけ
/徜徉风中轻摇曼舞
南を背に憂惧を味わった
MOIL
須田景凪
思い出すのは砂を噛む様な
/回想起来宛如口嚼砂砾
茹だった焦燥と幼い白昼夢の続き
/热瘫的焦躁与幼时白日梦的后续
今となってはあの感触も笑えるほど
/如今才觉那感触可笑
するり 手からこぼれてしまった
/顺势从手中滑落
故に永遠に無垢を望み
/因此渴望永远纯洁
雲間にまた目が向くのは何故
/为何还要望向云间
MV:須田景凪「Alba」MV
Alba/黎明
須田景凪
使い捨ての毎日へ 指先で空をなぞる
/日复一日地用指尖描摹天空
例えばこの退屈も心から受け入れたら
/假设已经从心底接受这种枯燥
これから何処へ流れて行くのか
/今后会随波逐流到哪里
瞳は雨に晒されていないか
/眼睛会被雨水淋湿吗
行き場を無くして鳴いてはいないか
/会因无处可去而呐喊吗
心の中でさえ
/即便是在心底
アマドール/爱人
須田景凪
今は黙っていよう 君が苦しいのならば
/如果你正感到痛苦 那我就安静待着
無理はしないで欲しいから 何も言わないよ
/不希望你为难自己 我一句话都不会说的
嘘と分かっていて 傷が付いてしまうのは
/明知那是谎言 依然选择受伤
どうせ変わりはしないから 憂いを飲み込むの
/反正我不打算改变 默默痛饮哀愁
今は黙っていよう あたしが苦しいのなんて
/现在就安静待着吧 我的痛苦不重要
君は知らなくていいから 愛しい日常を
/你不必知道 继续这让人怜爱的日常
終夜/彻夜
須田景凪
月明かりに消えそうな瞳を眺めていた/眺望着那双仿佛要消失在月色中的眼眸
空が鳴く/天空在悲鸣
窓の向こう/窗外边
季節を運ぶ夕嵐/傍晚刮起的强风示意着换季
憂う横顔に何も言えないな/看着你忧愁的侧脸什么话都说不出啊
時間は経つ/时光易逝
向かい風が今を攫う/迎面吹来的风吹走当下
呼ぶ声も掻き消されてしまった/呼喊声也一并带走
朱い陽が落ちた/夕阳西沉
この夜は二人だけのものだ/这是属于我俩的夜晚
Audio:https://www.youtube.com/watch?v=SRnbenjlZHQ
密
須田景凪
心に隠した言葉ひとつも
/所有深藏于心的话语
口に出せずに消えていってしまう
/未道出便荡然无存
それすら あなたに悟られぬようにと
/甚至不愿被你领会
尚更、遠く離れてしまった
/继而远远离去
夜を越えて また越えて
/夜复一夜
また大嫌いな朝が来る
/又将迎来厌恶至极的早晨
MV:須田景凪「刹那の渦」MV
flower ver.:刹那の渦/flower
刹那の渦/瞬间的漩涡
須田景凪
夜に潜る君の姿/你那遁入夜色的身影
帰り道は要らないのだろう/似是无须归途
背中を照らす灯りが 酷く美しかったな/而照亮你背影的光线甚是迷人
言葉に迷い俯くのなら/如果困于言辞而垂头丧气
静かにただ触れ合っていよう/不如安静地互相抚慰伤口吧
やがて燃ゆる群青に身を任せてみようか/或者置身于终将泛起的天青
足りないものは何だろうな/有哪些不足之处
数えればきりがない/其实数不胜数
過ぎ去る日々は風になって/就让过去幻化成风
絶えず季節を揺らしている/摇曳在无尽四季中
嗚呼/啊啊